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最近読んだ本。『おじさんの哲学』永江朗 (著)など~

長らく、はてなブログの「最近読んだ本(&マンガ)」を更新していませんでした。。。
久々に興奮するような本を読み、書こうかなぁと思ったのですが、何しろあのブログは写真がぼやけて憂鬱ですのでここに書こうと思います。
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一つは先日もちょっと写真を載せたジョージ・オーウェルの小説『1984年』・・・これは思想警察だの二重思考だのテレスクリーンと呼ばれる双方向テレビジョンで監視されているだのと今の時代を予感するようなことがもう1949年に刊行されていたのだからびっくりです。
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ちょっと前に失敗したクッキー生地をただ平たく焼いたのですが、それを子どもが端っこを食べたら何となく見覚えのある形に・・・これだ!と本を並べてみたところ(笑)さらに削ってますが^^
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そして、『おじさんの哲学』 永江朗 (著) 原書房
おじさんとは「叔父さん」。親父未満、兄貴以上の存在。「父」ほど権威主義的で抑圧的ではなく、かといって「兄」よりはもう少し頼りになる大人のアドバイスができる。。。今の言論界で言えば内田樹、高橋源一郎、橋本治さんなど。もう少しアカデミズム寄りであは鷲田精一や中沢新一、四方田犬彦さん。もうちょっと上の世代だと山口昌男さんや岸田秀さん、生田耕作さん、吉本隆明さんなど。。その他、浅田彰、天野祐吉さん、植草甚一、谷川俊太郎、鶴見俊輔、松岡正剛、森毅さん、などなど叔父さんを知るためのブックリストも巻末に載っています。
叔父さん的学者の学説は必ずしもその分野の主流ではない、というのも面白いところです。
たとえば歴史学の網野善彦さんはもしかしたら日本で一番よく知られた歴史学者かもしれませんが歴史学界の主流ではない。あるいは文字学の白川静さん。大変面白く有名ですが主流ではない。
その分野においていまひとつ評価されない、あるいは嫌われたり軽んじられる傾向があるのは根っこに嫉妬があるのではないか?とのこと。マスコミの注目度が高ければ批判と嫉妬の眼差しを浴びることになるのですが、でも新しいことというのは、常に周縁から起きる。トリックスター的で周縁にいる存在こそが、中心を活性化しうる。。。
生田耕作さんの「多数派はいつも間違える」の言葉にも何となく納得。
また、みんなが一丸となって何かをしているとき、サボったり背を向ける人間の重要さについても森毅さんは指摘しています。
 〈クラスのほとんどが、ある方向に向いているとき、それにそっぽを向く人間の存在は、とても大事なのである。べつの方向のあることを気づかせたり、一方向に進むのにブレーキの役割を果たす。とても大事な人間なのである。それは、少しもケシカランことではない〉・・・こういった指摘をしてくれる叔父さんが近くにいてくれたらどんなにいいでしょう^^
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いい感じの石ころを拾いに』  宮田 珠己 (著) 河出書房新社
こちらはラジオで紹介されていて知り、リクエストした本。
まさしく何でもないような石ころを小さいころから延々と拾い続けてきた子ども達。。。どこかに行きたい理由は「石拾いをしたい」から(笑)
最近は下の子がその石を何かに見立て台座を作るという作業に目覚め、あの大量の石も少しは役に立っているのかとちょっとホッとしてます(笑)
しかし、この本には下の子はあまり興味を示さず、パラパラとめくっただけ。
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最近の作品(途中)。しかしこちらは拾ったのではなくネットで買った隕石だそうです(-_-;
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by kitsunekopan | 2014-08-29 20:12 | 最近読んだ本&マンガ | Comments(0)
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