2017年 09月 20日 ( 1 )

奥州涌谷 小里物語 ~小里仇討ち伝説~

今は廃校になった小里小学校向かいの国道沿いに一本の杉があります。なんと、この杉に仇討ち伝説があると知りました。
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小里小学校と箟岳小学校が合併してできた町立白山小学校の校長先生が書いた通信が町報と一緒に配られるのですが、今回はこの伝説のことが詳しく書かれていたのです。400年以上前の伝説で決して今の教育に沿うような内容ではないものの、地域に脈々と伝わってきたものを次代へつないでいくことは極めて大切であるという考えから、長編で難しい内容を子どもたちにも理解できるよう現代文に直し、一部省略・脚色したとのことです。
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この話は昭和52年発行された『小里物語』にも書いてありました。これは(重)の親戚にあたる木村純一さんが個人で調べた当時の個人情報(笑)や政治、産業、教育、人物回想、伝説、民話など満載の郷土史です。
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ここに17歳のお里が仇討ちした小笠原十丈夫の使用した名刀村政が埋められているとあって52年当時で「5回も雷が落ちたが、杉は今尚生きている。その杉の木付近の荒地を田圃に開拓した人は必ずその霊魂のために熱病に侵されたと語り継がれている。」と書かれています。確かにこの杉の木の天辺は雷に打たれたためか、枝がむき出しになっています。
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よく見ると、中心だけが枯れて周りは残ったようです。
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ところどころ太い針金で押さえてありましたが、付近にその伝説を示すような祠のようなものは何もありませんでした。
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いつも通っている道路に面した一本杉にそんな歴史があったとは、本当にびっくりしました。




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by kitsunekopan | 2017-09-20 20:20 | 備忘録 | Comments(0)